アトピーや敏感肌のデリケートな肌質な上に角栓の悩みもプラスされ、肌悩みが絶えない人は意外と多いと聞きます。
場合によっては状態を悪化させてしまう危険性もあります。
アトピーや敏感肌で肌ダメージを最小限に抑えて角質を取り除くにはどうしたらいいのでしょうか?
角栓を溜めないポイントについても同時解説していきます。
角栓の間違った取り方

角栓を簡単に取り除く方法として毛穴パックやスクラブ洗顔があります。
しかしアトピーや敏感肌の場合はその2つの方法はおすすめできません。
毛穴パックは角栓が目に見えて取れるため、行ったあとはスッキリした気分になるものの、角栓以外の肌も傷つけてしまい毛穴が広がってかえって角栓が詰まりやすくなる原因になります。
スクラブ洗顔も同様で角栓以外の健康な肌まで傷つけてしまいます。
古くなった角栓だけでなく、まだ若い角栓までなくなると肌のバリア機能が弱まり、ちょっとした刺激や乾燥に敏感になってしまうのです。
そのためもともとアトピーや乾燥肌がある人はもちろん、健康な肌の人まで敏感肌になる危険性をはらむことに。
無理やり角栓をはがすことは、角栓ができやすい肌を作っていることと同じなのです。
アトピーや敏感肌の人におすすめの角栓の取り方

スペシャルケアとしてがベター!酵素洗顔料
角栓はたんぱく質と皮脂でできています。
一般的な洗顔料は皮脂汚れには強いですが、たんぱく質を落としきることはできません。
そこでたんぱく質を分解する作用のある酵素洗顔料がおすすめです。
皮膚を柔らかくし、古くなった角栓を落として角栓詰まりを予防します。
古い角栓が落ちれば肌のターンオーバーが促進され、肌が本来持つ働きをサポートできる他、その後の保湿成分などの浸透もよくなります。
ただし刺激が強い場合もあるため、あらかじめパッチテストを行ったあと、気になる部分にだけ使用するようにしましょう。
週に1度のスペシャルケアに使うようにし、通常の洗顔料とのダブル使いはNGです。
肌に痛みやかゆみがあったり、乾燥がひどかったりする時には使用を控えましょう。
関連記事:毛穴の黒ずみの原因と黒ずみを解消するスキンケア方法は?
ジェルタイプがおすすめ!ピーリング
古い角質を取り除く作用のあるピーリング。
塗ってから肌をこすり、ポロポロととれるタイプが人気ですが、アトピーや敏感肌の場合は刺激が強いと感じることも。
ピーリングでおすすめは洗い流せるジェルタイプです。
商品によって強さが違うため、アトピーや敏感肌でも使えるタイプを探してみましょう。
酵素洗顔料と同じく、週に1度のスペシャルケアとして使うのがおすすめです。
ただし酵素洗顔料とのW使いは刺激が強すぎるため、どちらかを選択しましょう。
関連記事:ピーリングで角栓を除去しよう! | 角栓の原因と除去方法について
マッサージも効果あり!オイルを使用
オイルマッサージには即効性はありませんが、人間の皮脂と成分が近いため肌に負担をかけずに角栓を柔らかくする効果が期待できます。
スキンケアには保湿成分がたっぷりと含まれているオリーブオイルやホホバオイル、アルガンオイル、アーモンドオイル、ココナッツオイルなどがよく使われます。
好みや使いやすさで選びましょう。
オイルマッサージをする前には入浴や蒸しタオルで顔をあたため、余分な皮脂や汚れが取り除きやすいように毛穴を開かせます。
その後角栓が気になる場所にオイルをのせてくるくるとマッサージします。
2〜3分で指にざらざらとした感触が感じられるはずです。
時間が経ったらいつも通り洗顔するか、蒸しタオルでそっとやさしくオイルを拭き取りましょう。
関連記事:鼻の角栓にはホホバオイル!その方法やホホバオイルのお肌への効果は?
アトピーや敏感肌の人の肌ケアのポイント

角栓はできたものをただとればいいというものではなく、そもそも角栓を詰まりにくくする肌ケアを心がけることが大切です。
そのためには普段のケアや生活を見直す必要があります。
弱っている肌のバリア機能やターンオーバーを正常な状態に保つ意識を持ちましょう。
クレンジング・洗顔を丁寧に
本来、古くなった角質は自然に剥がれ落ちていくものですが、角栓詰まりは起きてしまいます。
刺激の強いクレンジングや洗顔、余分な汚れがしっかり落とし切れていない状態などから角栓がつくり出されている 可能性があります。
毎日行うクレンジングや洗顔はもっとも肌への刺激が大きく、正しく丁寧に行うことが肝心です。
ゴシゴシとこすらず、泡やジェル・オイルを肌にやさしくなじませるイメージで洗います。
すすぎのときには直接手のひらでこすらないように、手でぬるま湯を溜めてバシャバシャと洗い流しましょう。
蒸しタオルやスチーマーを利用する
毎日の洗顔や週に1度のスペシャルケアの前には、あらかじめ毛穴を開かせておくとより効果的に角栓を取り除けます。
入浴はもちろん、蒸しタオルやスチーマーを活用してもいいでしょう。
関連記事:毛穴の黒ずみ改善には蒸しタオルが効果的!
保湿を十分に行う
どのケアにおいてもいえることですが、毛穴ケアをしたあとは必ず保湿ケアを行いましょう。
特にアトピー肌や敏感肌の人は肌が乾燥しがちなため、保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、天然保湿因子(MMF)などが配合された化粧水の使用がおすすめです。
化粧水などによく含まれているビタミンC誘導体。
毛穴の引き締め作用がありおすすめの成分の1つですが、肌が乾燥しやすく刺激が強いため、自分の肌に合うかどうかパッチテストをして確認してから使いましょう。
パッチテストは二の腕の内側に直接塗ってしばらくそのままの状態でお肌に変化があるかどうかとチェックして行なってみてください。
保湿成分を含む化粧水を利用したコットンパックや、フェイスマスクを使って保湿してもいいでしょう。
紫外線をたくさん浴びた日など、集中的なケアをしたいときに役立ちます。
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肌にいい生活を心がける
肌の調子は普段の生活スタイルや食べ物からも大きな影響を受けます。
脂質が多いファーストフードや揚げ物、糖質が多いお菓子などは極力控えましょう。
ビタミンやミネラルがとれる果物・野菜、たんぱく質がとれる肉・魚を主体にし、3食しっかりと食事をとるようにしてください。
また睡眠も健康的なお肌をつくるのに大切なポイントです。
肌の真皮にあるコラーゲンやヒアルロン酸は主に寝ている間につくられ、肌のターンオーバーを高めて潤い溢れる肌へと導いてくれます。
夜更かしせず、充分な睡眠時間を確保しましょう。
ストレスを溜めこまず、適度な運動をするというのも美肌作りには有効です。
肌にやさしい方法で角栓を取ろう
普通肌よりも刺激に弱い状態になっているアトピー肌や敏感肌。
いつもの肌ケアの他に角栓の取り方にも注意が必要です。
毛穴パックやスクラブ洗顔は控え、なるべく肌への刺激が少ない方法を選びましょう。
それと同時に普段の生活や洗顔方法に気をつけることで、角栓の詰まりにくい肌をつくっていくことも大切です。