敏感肌もアレルギー肌も少しの刺激で肌トラブルが起こります。

敏感肌とアレルギー肌の違いを知らないという方は多いのではないでしょうか。

自分のタイプがどちらに該当するのかを知ることで、適切に対処できるようになります。

ここでは、敏感肌とアレルギー肌の違いや対策、予防などをご紹介します!

敏感肌とは


敏感肌は、肌の水分量が低下することで乾燥しやすくなり、少しの刺激で肌トラブルが起きる状態を指します。

肌の角質層がうるおっている状態が刺激に強い状態です。

逆に、角質層の水分量が少ない状態が、乾燥して刺激に弱くなっている状態になります。

敏感肌の原因

敏感肌の方は、角質層の水分を保つ

  1. ヒアルロン酸
  2. セラミド
  3. 天然保湿因子

などが少ない傾向があります。

これは、生まれつき少ない場合と、紫外線や摩擦などの外部刺激によって少なくなる場合に分類されます。

また、

  1. 睡眠不足
  2. 運動不足
  3. 栄養の偏り

なども原因になるので、生活習慣を整えることが大切です。

敏感肌の予防と対策

敏感肌になってしまった、あるいは敏感肌を予防したいという場合には、次のように対処してください。

十分な睡眠

入眠から3時間には、成長ホルモンが多量に分泌されます。

成長ホルモンには、肌や髪などを作る指令を出す働きがあるため、不足すると肌の状態が悪くなるのです。

 

十分な栄養

肌は、絶え間なく生まれ変わっています。

肌の外側にある表皮は、4つの層で構成されており、最下層である基底層で生まれた肌細胞が、少しずつ肌の表面へと昇っていきます。

そして、表皮の最上層である角質層に到達し、古い角質が自然に剥がれるのです。

この一連の流れをターンオーバーといいます。

ターンオーバーには、さまざまな栄養が必要であるため、栄養バランスに優れた食事を摂る必要があるのです。

 

適度な運動

どれだけ栄養を摂っていても、血流が悪いと肌に十分な栄養を送り届けることができません。

適度な運動には、血行を促す効果が期待できます。

少し汗ばむ程度の運動を継続しましょう。

激しい運動はストレスになり、ストレスは血流を悪くするので避けてください。

 

正しいスキンケア

洗浄力が強い洗顔料を使うことも敏感肌になる原因の一つです。

皮脂を落としすぎることで角質層の水分が蒸発しやすくなります。

  1. 弱酸性
  2. 敏感肌用
  3. 合成界面活性剤不使用

のものを選びましょう。

また、セラミドやヒアルロン酸配合のものを使えば、肌の保水力を取り戻せるかもしれません。

 

 

アレルギー肌とは

  1. ハウスダスト
  2. 花粉
  3. 金属
  4. タンパク質を含む食品

などに触れると、肌が赤くなったりかゆくなったりする場合があります。

これをアレルギー肌といいます。

身体には、免疫機能が備わっており、外敵が身体に侵入すると、免疫細胞が排除するようになっています。

ハウスダストや花粉などが肌に触れても、通常であれば赤みなどが起こることはありません。

しかし、免疫機能が過剰に働いていると、

  1. 湿疹
  2. 赤み
  3. かゆみ
  4. じんましん

などの症状が現れるようになるのです。

また、アレルギー肌は敏感肌と深い関係があります。

敏感肌の方は、肌の保水力が低く、乾燥しやすくなっています。

肌が乾燥していると、外的刺激が肌の内部に侵入しやすくなり、免疫がより活発に働いて、アレルギー肌を悪化させる恐れがあるのです。

アレルギー肌の予防と対策

予防

アレルギーの原因は解明されていませんが、遺伝子や生活習慣などが関与しているといわれています。

生活習慣をどれだけ改善したとしても、遺伝子の問題である以上は完治させることは困難です。

アレルギー肌の予防法も確立されていません。

ただ、特定のアレルギーの発症が他のアレルギーの発症にも繋がるという意見もあるため、できるだけアレルギーを起こさせないようにすることが予防に繋がる可能性があります。

アレルギーの中でも卵アレルギーは多くの子供が発症しますが、3歳頃になると腸が丈夫になり、改善されることが多いです。

つまり、3歳頃までは、アレルギーに十分注意することで、アレルギー肌を予防できる可能性があります。

大人になってからのアレルギーに関しては、防ぐ方法がありません。

ある日突然アレルギーになることもあります。

そのため、アレルギーになったら、できるだけ早く対処して、肌トラブルを防ぐことが大切です。

 

対策

対策は、基本的に敏感肌の対策と同じです。

ただし、アレルギーによってできる湿疹やじんましんは、ステロイド外用剤で対処する必要があります。

また、かゆみに対しては抗ヒスタミン薬が有効です。

アレルギーによる肌トラブルを放置したり、かゆいからと言ってかきむしったりすると、ボコボコとしたシコリのようなものができることもあります。

敏感肌の方もアレルギー肌の方も、肌をしっかり保湿することを心がけましょう。

保湿をして、できるだけ肌への刺激を少なくすることが、肌トラブルを防ぐための対策になります。

また、我慢をせずにクリニックを受診して、積極的に薬を使っていくことをおすすめします。

まずは、肌の状態をコントロールすることが大切です。