風邪をひくと肌が荒れやすくなるという方は少なくないでしょう。

これは、風邪によって起きている身体の変化が原因です。

なぜ、風邪をひくと肌が

  • 乾燥したり
  • 敏感になったり

するのでしょうか。

その理由と対策法をご紹介します!

風邪とは

風邪は、ウイルスが鼻や喉に感染することで発症する炎症をともなう病気の総称です。

風邪をひくと、

  • 肌が乾燥しやすくなったり
  • すぐに肌荒れが起きたり

するようになります。

 

 

乾燥が原因の肌荒れ

肌がうるおっている状態は、あらゆる刺激に強い状態です。

また、肌の表面を覆う皮脂膜が肌を刺激から守っており、肌が乾燥しているということは皮脂膜が少なくなっているということです。

このような状態では、肌の水分が蒸発しやすくなるため、すぐに乾燥してしまいます。

乾燥している肌は刺激にとても弱いので、

  • 紫外線
  • ほこり
  • 摩擦
  • 花粉

など普段であれば問題にならないものでも強い刺激を受けてしまうのです。

その結果、

  • ニキビ
  • 湿疹

といった肌トラブルが起こります。

風邪をひいていると、肌が乾燥しやすくなるため、肌トラブルのリスクが高まります。

 

 

風邪のときに肌が乾燥しやすい理由

風邪をひくと、原因となるウイルスを排除するために免疫細胞が活発になります。

この状態では、免疫細胞がウイルスを排除するのに必死であるため、他のことにまで手が回らなくなるのです。

そのため、

  • ウイルス
  • 細菌
  • カビ

などが原因となる湿疹やニキビができやすくなります。

ニキビは、毛穴に詰まった皮脂をエサにして

  • アクネ菌
  • マラセチア菌

が増殖して起こります。

これらの菌は肌の常在菌であるため、免疫力が正常であれば増殖することはありません。

しかし、風邪をひいて免疫力が下がっている状態では、簡単に増殖してニキビを引き起こすのです。

また、代謝機能が低下していることも肌荒れが起こりやすくなる理由の一つです。

脂質の代謝がうまくいかなくなることで、皮脂の分泌が増加します。

そして、毛穴に

  • 皮脂
  • 古い角質

が詰まってニキビを引き起こすのです。

 

 

風邪による影響を抑える方法

風邪によって肌荒れが起こりやすくなっているのであれば、普段以上に肌荒れ対策をすることが大切です。

スキンケア

皮脂の分泌が多い場合は、普段よりも丁寧に顔や身体を洗ってください。

乾燥している場合は、ぬるま湯で流す程度にしておきましょう。

手元に敏感肌用の石鹸などがある場合は使っても構いません。

また、身体をふくときは、ゴシゴシとこするのではなく、優しく水分を吸い取るようにしてください。

そして、

  • 化粧水
  • 美容液
  • 乳液

などでしっかり保湿しましょう。

できれば、

  • セラミド
  • コラーゲン

が配合された化粧品水を使ってください。

セラミドは水分を抱え込むもので、不足すると肌が乾燥しやすくなります。

コラーゲンも肌の弾力を保つための成分であるため、不足すると肌が刺激に弱くなるのです。

 

睡眠

風邪をひいているときは、体力の消耗が激しいので、普段よりもしっかり睡眠をとる必要があります。

睡眠不足になると、肌荒れが起こりやすくなるので注意が必要です。

また、汗をかいている場合は、こまめに着替えてください。

汗が冷えることで風邪を悪化させるおそれがあります。

また、汗による不快感で眠りにつきにくくなる可能性もあるのです。

発熱している間は、倦怠感によってなかなか寝つくことができないかもしれません。

風邪薬には、眠くなる成分が含まれているものもあるので、タイミングが合えばスムーズに眠りにつけるでしょう。

食事をした後は眠くなるので、そのタイミングで薬を飲んでください。

薬によって飲み方が異なりますが、ほとんどは食後に飲むよう指示されます。

 

食事

風邪のときに、特に摂りたい栄養はありません。

栄養バランスに優れた食事を摂ることを心がけてください。

  • 糖質
  • 脂質

はエネルギーの元になるので、抜かないようにしましょう。

風邪などのストレスを受けるとビタミンCが大量に消費されるので、サプリメントで補うことをおすすめします。

ビタミンCには抗炎症作用があるため、肌荒れの予防にもなりますよ。

 

水分補給

風邪をひいていると体温が上昇します。

それにともなって身体の水分が大きく消費されるので、こまめに水分補給をしてください。

  • 糖質
  • 塩分

が補給できるスポーツドリンクをおすすめします。

ただの水を何杯も飲むと、腎臓が水を処理する能力を超えてしまい、低ナトリウム血症を起こす可能性があります。

低ナトリウム血症は、生命にも関わる状態であるため、十分に注意が必要です。

 

 

風邪を治すことが先決

肌荒れを気にするあまり、その身体に鞭を打って敏感肌用のスキンケア用品を買いに出かけるということはしてはいけません。

風邪をひいたからと言って、

  • 重度のニキビ
  • 肌荒れ

が起こるとは考えにくいです。

軽いニキビや肌荒れであれば、風邪が治れば自然に改善するでしょう。

まずは、風邪を治すことを第一に考えてください。

風邪が悪化すると、

  • 敗血症
  • 髄膜炎

などの重篤な症状を引き起こすこともあります。

これは極端な場合であるため、基本的には心配いりません。

ですが、風邪をひいているときに無理をすると、回復までの時間を引き延ばしてしまう可能性があります。

一刻も早く健康を取り戻すためにも、安静に過ごしましょう。